すべてはA=1-Aから始まった
僕が初めてプログラムに触れたのは小学3年生の頃。MSX-BASICとの出会いからでした。
当時8歳だった僕はもちろん英語が分からないので、PRINTやLOCATE、SPRITEなどの予約語を、初めは読み方も知らずに丸暗記したり、円弧計算がなかなか理解できなかったりと試行錯誤ばかりしていました。とても楽しかったのを憶えています。
初めてのコンピュータ。ひとつひとつが新鮮な驚きの連続でしたが、中でも強烈に印象に残っているのが
A=1-A
という短い代入式。変数Aの値が1であれば0が代入され、0であれば1が代入されるという、0と1を交互に切り替えるスイッチのような式で、2人対戦のゲームなどで使われていました。
IF文を使うと冗長な記述になってしまう処理を、わずか数文字で表現してしまう合理性を持ったこの代入式は、いま見れば単純ですが、当時は感動的に美しく感じられ、僕のMSX体験の象徴とも言えます。
このような驚きを、幸運にも僕は今でも感じ続けることができています。DTP志向だった僕がなぜかWEBの仕事を続けているのはMSXの経験があってこそ。プログラミングは僕の本職ではありませんが、Javascriptを書くたびに思い出すのがこの式です。
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